薬剤師という資格、仕事
- ゆう
- 2020年3月22日
- 読了時間: 2分
突然ですが僕はTVドラマを観るのが趣味です(笑)そこで4月から始まる新ドラマ、「アンサングシンデレラ」のご紹介。このドラマ、なんと薬剤師が主役なんですね。薬剤師は仕事内容に派手さがないためなのか、ドラマでは主役どころかほとんど出番がありません。僕の長年の記憶の中でもメインどころで出ていたのは医療ドラマでもない白夜行くらいです。原作マンガは薬剤師仲間の間でも評判なのですごく楽しみにしています。
そんな薬剤師という職業、アンサングシンデレラでは病院薬剤師が出てきますが、他にも調剤薬局、ドラッグストア、企業の研究、開発、営業、保健所や公務員、医療ジャーナリスト、など活躍の場は意外と多いです。僕の友人で違法麻薬の検査員がいますし、最近話題のPCR検査なども薬剤師の出番ですね!
薬剤師というのは、「調剤、医薬品の供給その他薬事衛生をつかさどることによって、公衆衛生の向上及び増進に寄与し、もって国民の健康な生活を確保するもの」と薬剤師法で定められています。また、WHOでは「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、全てが満たされた状態にあること」と言われています。
僕にとって健康とは、たとえ何か持病を抱えたとしても、妻と美味しい食事と会話を楽しめて、友人と酒を飲み、映画やドラマ、マンガ、音楽などの趣味を堪能でき、仕事として人々の健康の一助となれる、そんな状態です。ご自身にとっての健康とはどんな状態か、それに対して薬剤師をどう利用できるか、ぜひ考えてみてくださいね。
調剤薬局ではかかりつけ薬剤師という制度があります。かかりつけの薬剤師を決めることで自分の家庭の状況、生活背景などをよりきめ細かく把握してもらい、健康についてのアドバイスを的確にしてもらえ、電話対応もしっかりしてもらえる、という制度です。少しお金がかかりますし(といってもお水も買えないような金額ですが)、かかりつけを決めなくても対応はしてもらえますがより突っ込んだ相談にのってもらいやすくなります。言われるままサインしてかかりつけ薬剤師を決めてしまう人も多いのですが、ぜひ上記のことを踏まえその薬剤師が信頼できる、と判断できてからかかりつけの薬剤師を決めてみてください。
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