ワクチンについての考え
- ゆう
- 2020年12月3日
- 読了時間: 2分
2020年も最後の月。私個人としてはここ1年半くらいで、結婚、長女の誕生など激動でしたが、社会的にも新型コロナウィルスで大変な年でしたね。
そこで、今回は感染症の話題では欠かせないワクチンについて、です。ワクチンは身近なものではインフルエンザワクチンや結核に対するBCGなどがあり、さらに歴史的には天然痘がワクチンによって根絶されたということがあります。ワクチンを打つことで個人では感染症にかかるリスクを減らし、かかったとしても重症化を防ぐことに役立つ、また社会的には感染者、重症患者の数が減ることでさらなる感染者の増加を防ぐ集団免疫を得ることができます。以上のことから、ワクチンは感染症対策に欠かせないものだと考えられます。
11/24現在、新型コロナウィルスのワクチンが早ければ12月にアメリカで摂取が始まるというニュースがありました。日本にも輸入され、一部の人から摂取していき集団免疫が形成される、と上手いこと進めば早期にコロナ禍がおさまる兆しとなるのではないでしょうか?
ただこの手の話題でよく反対派の人が言うのが副反応について、です。記憶にあるかもしれませんが、子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウィルスのワクチンで、副反応かもしれない症状で苦しむ人がニュースで一時大々的に報道され、ワクチンの接種を控える人が増えたということがありました。個人的な意見で言うと、副反応とワクチン接種は因果関係が証明されていない場合も多く、また、子宮頸がんの95%がこのウィルスが原因であり、性交渉の経験がある50-80%の女性が感染している、という事実から、ワクチン接種は推進されるべき、と思います。同様に他の感染症についても、有効性、必要性とリスクについては知っておく必要はあるでしょうし、優先的に必要な人に接種されるべきではありますが、ほとんどのワクチンはしかるべきタイミングで接種が必要と考えています。
同様のことが新型コロナのワクチンでもあるかもしれません。冷静に事実を見極め判断する必要が今後でてくる、と考えています。
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