コロナと交通事故
- ゆう
- 2021年4月30日
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ワクチン接種も高齢者から徐々に進んでいる様子の昨今、コロナ以外で注意しなければいけないことの一つに交通事故があるな、と思います。5月は子供、特に小学校低学年の子供の死亡事故が増える時期だからです。
2020年の交通事故死者数については、警察庁が「令和2年中の交通事故死者数について」で2839人であったと発表。2019年より376人少なく(11.7%減)、4年連続で戦後最少を更新するとともに初めて3000人を下回りました。また、「令和2年における交通事故の発生状況等について」によると交通事故重傷者数は2万7774人となり4251人減少しています(13.3%減)。例年、交通事故の発生率、死者数などの数値は減少傾向にあるのですが去年は緊急事態宣言の影響もあり、特に減少傾向にあったようです。茨城県においても令和元年で、発生件数7447、死亡件数105に対し、令和2年は発生件数6049、死亡件数84と大幅に減少し60年ぶりくらいの数値となっていたようです。
ただし、ここで一つ落とし穴。東京都内の一般道路でのデータだけ見ると、死亡者数が増加傾向にあるようです。これは交通量が減少した影響で速度を上げすぎた、歩行者が無理な横断をするようになった、などが原因と考えられるようです。都内に気軽に行ける状況にはまだなっていませんが、茨城県内でも十分考えられる原因です。運転手、歩行者ともに十分注意していきましょう。

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