お薬と水以外の飲み合わせについて
- ゆう
- 2020年6月30日
- 読了時間: 2分
6/21現在、コロナ禍の第二波が心配される中4月の内容で触れたドラマ「アンサングシンデレラ」の放送が7/16から始まるようです。放送ができない状況でドラマのHPでは「葵みどりのお薬講座」という動画を上げていました。その中の第一回、お薬と水以外の飲み合わせについての内容を僕なりにお話ししたいと思います。
お薬は基本、新しく発売される前にその効果や副作用などを調べますが、その時に服用するのに使われるのが水道水です。そのため薬を飲むために使われるのは水道水が基準となります。では、他の飲み物ではダメなのか?というと、一部ダメなのがはっきりしているもの以外は「検査されてないので分かりません」が本当の所です。笑 まぁ身体に害が出ると取り返しがつかないので水で飲みましょうね。
でははっきりしているダメなものの例を下記に挙げます
アルコール:一部の薬で効果が強く出てしまいます。晩酌する人などに対象の薬が出た場合、Drに確認を。大概は初めて飲むときお酒は控えて。長期の場合は時間を空けて服用、くらいの折衷案が出されます。
牛乳:抗生剤などで吸収が落ちるため2時間以上の間隔を空けるよう指示が出ます。
グレープフルーツ(ジュース):果皮などに含まれる成分が、血圧、糖尿病などの薬の代謝を阻害し薬の血中濃度を上げて効き過ぎの状態になります。グレープフルーツ以外の柑橘類は品種や産地によっては良くない可能性もあるようです。ただ全部を検査するのは到底不可能、それこそ「検査されてないので分かりません」。
どうしても食べたい、飲みたい、場合や誤って摂取してしまった場合は血糖値や血圧の経過に注意して。ふらふらして転倒などしないように対策をとりましょう。薬の代謝を阻害する作用は数日続くとされているため同時にとらなければ大丈夫、というわけではないことに気を付けましょう。

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