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乳児死亡

  • 執筆者の写真: ゆう
    ゆう
  • 2021年3月1日
  • 読了時間: 2分

2月で娘がハーフバースデーを迎えまして、ありがたいことにスクスク育ち、バタバタ動き回っております。そんななか、やはり気にしているのは子供の健康。今回は悲しいことに亡くなってしまう赤ちゃんについて、です。


1960年代の前半まで、日本では、諸外国と比べても1歳未満の子供が亡くなる確率の乳児死亡率が高かったようです。1950年では千人あたり60.1、1960年では30.7もありました。死因としては肺や腸の感染症が多かったようです。


わらべ歌の「通りゃんせ」のフレーズにある「七つのお祝いに お札を納めに参ります」は、かつては乳幼児の死亡率が高く7歳まで生き延びることが難しかった、無事に成長してその歳まで生きながらえたことを祝う儀式を表している、とする解釈もあるほど昔は出産、育児が困難だったのですね。


それが現在、2017年のデータですが、乳児死亡率は1.9と世界的に大変優秀な数字となっています。韓国では2.8、アメリカは5.8、インドでは32と2017年のデータを比較しても日本が優れているのが分かりますね。ここまで数値が下がったのは昔と比べて、衛生環境や栄養状態が大幅に改善したこと、さらに、1948年にスタートした「母子手帳」制度の効果も大きいとされています。


現在の死因としては、先天性の奇形、周産期特異の肺、心臓などの障害、不慮の事故、乳幼児突然死症候群、と続きます。未来を担う子供達の不幸な死は可能な限り避け、明るく健康な未来を作る一助となるのが大人の責任だ、と感じております。 

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