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水分摂取のススメ


令和になって早1か月が過ぎ6月となりました。6月といえば水無月、ということで今回は水について、です。

今までの豆知識で、水毒、というワードが何回か出てきました。まるで水が悪者のような印象になったかもしれませんがそんなことありません。人間の体は約60%が水分で構成されています。その水分のうち70%程度は体を構成する細胞の中に含まれ、それ以外が血液やリンパ液などに含まれています。年齢を重ね保持力が落ちるなどで水分が不足してしまうと細胞は劣化し、血液などが濃くなってドロドロになってしまうんですね。それにより、筋肉が硬くなって腰痛や肩こりを起こしたり、こむら返り、眠気がひどい、などの隠れ脱水の症状につながります。

どれくらい水分を摂取すればいいのでしょうか。個人差や体調、環境の影響もありますが、一日に尿としては約1.5L、他大便や汗などで約1L、計2.5Lも水分は排出されます。食事から採れたりする分などで平均1.2L程度あるとされているので、差を考えると純粋に飲み水としては1.3~1.5Lは最低でも採りたいですね。

水の種類としては日本の天然水に多い軟水、もしくは水道水が良いです。硬水はミネラルが過剰になる心配があり、お茶やコーヒーは利尿作用があるので補給には向きません。お酒は言わずもがなですが、スポーツドリンクや経口補水液も糖質やミネラルの過剰摂取のリスクがあります。朝晩に白湯で一杯、日中はちょこちょこ少しずつ摂取することをお勧めします。

新陳代謝によって細胞が入れ替わるサイクルは、胃腸で約5日間、皮膚で約28日間、筋肉で約60日間、骨で約90日間、と言われています。そのことからもしっかり水分摂取する習慣ができてもすぐには効果は実感できません。1ヶ月、2ヶ月と続けることで腰痛、肩こりを起こしにくく、肌つやを取り戻した身体を手に入れることができます。ぜひ、継続しましょう。

ただし、腎臓や心臓に問題がある方は医師の指示に従ってくださいね。


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