五月病、漢方の観点から
- ゆう
- 2019年4月30日
- 読了時間: 2分
前回何になるか、ドキドキしていた元号、令和となりましたね(笑)僕は響きも意味も気に入りました。さて、そんな令和元年一発目は5月病です。
「チコちゃんに叱られる!」っというNHKの番組、ご存知ですか?そこで青春がなんで青い春と言うのかは陰陽五行思想で春は青と決まっているから、という内容がありました。これは全ての物事は陰と陽の性質と5つの元素(木火土金水)からなる、という小難しい概念が元となっています。
青春については置いておいて、この思想では、5元素の「木」は季節では「春」、色では「青」、身体の機能を表す五臓の働きでは「肝」にあたるとされます。「肝」は臓器の肝臓とは違うもので、新陳代謝・感情を調整し、ストレスと密接に関係しています。つまり春はストレスを感じやすい季節なんですね!そこで一番ストレスが高まる5月にいわゆる5月病という症状が現れるのです。春だから仕方ない、と思えば少し気が楽になりませんか?では「肝」の観点から5月病のタイプをご紹介。
肝火上タイプ(イライラ型):感情を抑制しストレスを感じる、イライラしてカーッとする、目が充血して火照る、気持ちが高ぶって眠れないなど
肝血虚タイプ(グッタリ型):気力がない、爪がもろい、眠りが浅い、など
心脾両虚タイプ(クヨクヨ型):胃腸が弱い、疲れやすい、些細なことで傷つく、クヨクヨする、寝ている途中で目が覚める、など
肝陽化風タイプ(ドキドキ型):緊張する、寝汗、頭痛、漠然とした不安感など
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