足がつる、こむらがえりの原因、対策
- ゆう
- 2019年1月31日
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夜中や明け方など就寝中にふくらはぎや足の裏がつることはありませんか? 一度脚がつると夜寝るのが怖くなる人もいるかと思います。「脚がつる」のは筋肉が急激に収縮することで「こむら返り」ともよばれています。ふくらはぎ(腓:こむら)に多いことから、こむら返りという名前が付いたようです。どうして足がつるのか、原因はよく分かっていませんが、体内の電解質異常(低マグネシウム、低カリウム、低カルシウムなど)やさまざまな病気、妊娠などと関係が深いと考えられています。
こむら返りの原因となる病気
甲状腺の病気(甲状腺機能亢進症、バセドウ病)、糖尿病、筋肉の病気、肝臓病(肝硬変など)、末梢神経障害、腎臓病(透析をしている場合)など
こむら返りの予防
● 運動の前後はしっかりとストレッチを行う ● 運動中はこまめに水分補給 ● 運動をした夜はお風呂にゆっくり入る ● 入浴後や就寝前は軽くふくらはぎをマッサージ ● カルシウムやマグネシウムをたっぷり取る(野菜や果物、海藻類、牛乳、小魚などに多く含まれる)
漢方医学の視点
漢方の古典『傷寒論』のなかにも記述があるのですが、芍薬甘草湯が良く効きます。即効性にすぐれ筋肉の緊張、痛みがとれる優秀な漢方ですが、脱力感、むくみ、血圧上昇の副作用があるため注意が必要です。

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