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目薬の正しい使い方


春を感じ始める3月となりました。いよいよ黄色い大魔王、花粉の襲来の季節です。すでに花粉症の症状が出てはいませんか?そこで今回は花粉症の症状の一つ、目のかゆみ対策における目薬について、です。

目薬を差している姿を拝見して、それ間違ってますよ!と思うことがあります。ボタボタと何滴も垂らす、目薬の先端を皮膚やまつげに付着させているなどです。一般的に目薬の1滴あたりの量は30~50μL、目薬が目にためられる部分=結膜嚢の容積は約30μLなんです。つまり目薬って1滴で十分溢れる量なんですね。また、目薬の先端に触れてしまうと小さな異物が入り込み細菌が繁殖してしまいます。次に使う時にその細菌が目に入ってしま

うため、逆効果となり危険です。

一般的な正しい使い方は以下の通りです。

  • 手を洗う

  • 目薬を持ち真上を向く(顔が斜めだと上手く入りにくいため、なるべく座って差しましょう。難しければ横になって差すと上手くいきやすいです)

  • 下まぶたを引き、目薬の先端がどこにも触れないように持つ(まぶたを引く手と目薬を持つ手を密着させると安定します)

  • はさんだ指、もしくは目薬の底に触れた指に軽く力を入れ1滴落とします

  • そっと目を閉じ目頭を押さえた状態で1分程度おきます。(この時目をパチパチしてしまうと涙管という鼻につながる所から目薬が流れてしまいます。)


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