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健康豆知識10月号~怪我をしたら消毒するべき?


すっかり秋ですね。スポーツの秋、食欲の秋などいろいろありますがどんな秋がお好みですか?

私は読書の秋です。インドア派なもので(笑)

先日「君の名は。」という映画を観まして、はまってしまい小説版2種類とパンフレットを

購入して読み耽っております。

さて、そんな「君の名は。」の1シーンで主人公が全力でダッシュしているときに盛大に転んで

しまうのですが、職業柄か怪我の心配をしてしまいます。その後も元気に走っていましたので捻挫などの外傷はなく、ただ擦り傷がひどいようでした。

その場合の処置では洗ってから消毒して絆創膏が一般的だと思います。決して間違った処置ではないのですが近年では消毒はしない方が良いと言われています。

消毒をすることで傷の部分の細胞が壊され治りを悪くするからです。

また、ガーゼなども細胞を修復しようとするキズから出てくる透明な液を吸ってしまうためあまり良くないと言われています。

ではどうすればいいのか?ですが、湿潤療法という処置の仕方で、まず流水で洗い傷口の不純物を取り除きます。その後、キズパワーパッドのような湿潤療法用の絆創膏を貼ります。

周りを清潔に保ちつつ2,3日毎に貼り換えて綺麗になったら終了です。

そのタイプの絆創膏がない場合はワセリンを塗ったラップで代用できます。

消毒した場合よりも早く治り、傷口も綺麗になって痕も残りにくいです。

もちろん深い傷、異物が残ってしまう、古い金属での傷、赤く腫れている、熱が出ている、などの場合病院に行く必要もありますのでケースバイケースです。詳しく知りたい方は湿潤療法で調べていただくか直接聞いていただければ、と思います。


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