リオオリンピックや甲子園など激動の8月が終わり、9月となりました。
そこで今月は日本中が熱中したであろうスポーツの関連としまして
(母校が甲子園に行ったりオリンピックで柔道や卓球などを応援したり、寝不足の夏でした(笑))運動と筋力バランスについてお話したいと思います。
普段スポーツをされていますか?特別何もしていない、という場合は歩いている時などで
構いませんので、身体を動かしている自分をイメージしてください。
その時に腕はどう動いていますか?また、足はどうでしょう?身体の向きは??
運動のしやすさというのは、身体の各部位がどこにあってどのような動きをしやすいのか、
運動の始まりの状態のバランスと、そこからの動きのバランスによって左右されます。
そのバランスを作っているのが関節と筋肉です。
特に筋肉の場合、ある動きをするための主力筋、その動きにブレーキをかけるための拮抗筋などがあります。例えば肘を曲げるための主力筋は上腕二頭筋という力こぶを作る筋肉、拮抗筋は上腕三頭筋という力こぶの反対側にある筋肉などです。主力筋ばかりを鍛えていると主力筋が固くなり
拮抗筋が弛緩してしまうためブレーキがかからず、バランスが崩れるばかりか怪我の元となってしまうのです。
特に野球のピッチャーのように同じ動作を繰り返しているうちに使う筋肉のバランスが崩れ
野球肘のような特有の状態に陥る恐れがあります。
主力筋、拮抗筋だけでなく、インナーマッスルとアウターマッスル、左右、前後、内外の筋肉など対応する筋肉をバランス良く鍛えることによって怪我をしにくい身体を作っていきましょう。
そのためにも普段からどの筋肉をどう使って動いているのかを意識することが重要ですね!
以上、今回は筋肉に主眼を置いてお話しさせていただきましたが、いかがでしたか?
高校時代はボディビルの選手のような筋肉に憧れていましたが、いまや・・・
言うは易しですが、ご参考にしていただければ幸いです。