男と女ではどちらが痛がり?
- bsishiguro
- 2016年2月7日
- 読了時間: 2分
よく話題に上ることですが、多くの研究によれば女性のほうが男性より痛がりという結果が出ているようです。
痛がりの尺度には、痛みを感じ始める下限(感受性・閾値(いきち))と、もうこれ以上耐えられないとする上限(抵抗力)とがあります。 下限は過去の経験や現在の生活環境に大きく左右され、上限は心理状態によって変化することが分かります。 下限では、小さい頃に痛い注射の思い出があると、注射器を見ただけで痛いと感じるようになってしまいます。 毎日バラの手入れをしているような方のように常に痛み刺激に繰り返し晒(さら)されていると、痛みに対して耐性がつき鈍感になってしまうようです。 上限では、出産という大仕事を成し得る女性のほうが痛がりとは腑(ふ)に落ちないと思われる方も多いと思いますが、出産とはおめでたいことでもあり、周りからの期待も大きく、何よりも自分の可愛い分身が生まれてくる嬉しさのほうが勝って頑張ろうとする気持ちが痛みに対する抵抗力が増したと考えられます。 心理状態によって変わる良い例だと思います。
話は少し反れますが・・・
我慢は美徳のような風潮がありますが、我慢し過ぎるのは良くないと思います。 我慢は交感神経が亢進して、血圧が上がったり各臓器に負担をかけることになります。 長寿番付でも、男性より女性の方が長生きですよね・・・???
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